「おかあさ~ん、音読聞いて~!」
「あ~はいはい、じゃあ読みなさい、ここで聞いてるから」
・・・と、言いつつ夕飯の支度に取り掛かる母。
こんな光景が毎日繰り広げられるのが
小学生のお子さんをお持ちのご家庭ではないかと思います。
ひょっとすると、朝慌てて読んでいるかも?笑
そう、宿題として出される「音読」。
学校で、「音読してお家の方にサインをもらってきなさい」
と言われるから
「はいはい」、と聞いてサインをしますよね。
でもそもそも、「なんでこんなに毎日音読の宿題が??」
と疑問に思われたことはありませんか?
なぜ音読をするのか。
なぜ音読をすると良いのか。
なぜ親が聞かねばならないのか。
考え始めるとふつふつと湧き出す疑問・・・。
でも学校の先生には尋ねにくい。
分かります分かります、だって聞かれたことないですもん。笑
聞けませんよね。
「どうして毎日音読しなければならないんでしょう?」
なんて。
音読をすると何が良いのか。なぜ必要なのか。
私なりに経験から考えたことを書いてみます。
①読むスピードがつく
学習の基礎は「読めること」です。読めなければテストの問題も
解けません。
毎日繰り返して読むことで、「日本語のリズム」が身に付きます。
文章として目に入ってくる日本語を、速く読めるようになるには
ある程度の反復練習が必要なのです。
②美しい日本語の響きやリズムが身に付く
教科書に載っている文章は、大変吟味された文章です。
文章のプロ、その道のプロ、が書いた、
とても考え抜かれた文章。
それを繰り返し読み、自分の声として耳から入れることで
優れた文章のリズムなどが身に付きます。
たとえば、助詞や助動詞(~が、~の、~を など)の
使い方、お子さんが話し始めた当初に教えましたか?
ほとんどの人が、教えられることなく自然に身につけていきます。
それは、周りの大人の会話を耳から取り入れ、
自分も使ってみることで身についたもの。
音読も、優れた日本語の響きや、助詞助動詞の使い方を
身に着けるためのとってもいい訓練なのです。
でも、ここからが一番大事かもしれません。
ただ音読を聞いて、サインするだけではもったいないのです。
「褒めて」ください。
「めっちゃ良かったよ」
ではダメです。笑
どこがよかったのか。
どんな読み方がすばらしいと思ったのか。
具体的に褒めてあげてくださいね。
「スイミーの気持ちが伝わってくる読み方だったね」
「聞いていてちょうどいい速さだったよ」
「はきはき読めて、聞きやすい音読だね」
と、ピンポイントで褒めましょう。
すると、お子さんはまた別の部分で褒めてもらいたいので
どう読むかを考えます。そして工夫します。
それが大事なんですね~。
脳が刺激されていきます。
毎日やらねばならないことなら、
親もちょっと頭の体操のつもりで
褒めどころを工夫してみる。
たった一つのことで、ずいぶん効果も違ってきますよ。
くれぐれも「マジ最高!」とか言わないように!
(前にも似たこと書きましたね 笑)