飛騨高山といえば、年間400万人以上もの観光客が訪れる日本有数の観光地。そんな街に住んでいる私たちは、無意識に「観光客向けの情報」と「地元民向けの情報」を分けて捉えがちです。しかし、観光客だけではなく、地元の人たちも楽しめるアクティビティがあることをご存じでしたか？そこで「地元の方に行ってほしい！地元の体験アクティビティ」を紹介します！
今回紹介する体験は【りんご狩り】です！
甘くてジューシーな飛騨りんごを採りにいこう！
飛騨高山はその地形や気候から野菜や果物がおいしく育つ地域として有名ですが、「飛騨りんご」も飛騨高山を代表するおいしい果物です。飛騨地域の保育園や幼稚園のイベントにりんご狩りが多いのも頷けますね。
では、家族やお友達と楽しくりんご狩りができる堤果樹園（つつみかじゅえん）さんを紹介します。
堤果樹園さんがあるのは、岐阜県高山市久々野町。りんごだけでなく、桃や梨も栽培されています。
高山市街地から国道41号線を下呂市方面へ車で２０分ほど走り、左手に見える看板が目印の山道を登りきると、堤果樹園さんがあります。朝早くから業者さんのトラックが出入りし、土日には広い駐車場もいっぱいになるほど、人気の果樹園さんです。
まずは、こちらの直売所で受付をします。ちょうどご主人の堤さんがいらして「りんご狩り？」と声をかけて下さいました。
貸し出し用の折り畳み椅子と、ナイフ、まな板、バケツ（剥いた皮を入れます）を持って、早速りんご畑へ出発！
減農薬・減化学肥料で様々な種類のりんごを育てる、堤果樹園さん
りんご畑は直売所のすぐ裏手と、目の前の山を登ったところにありました。
つがる、秋映、陽光、シナノスイート、王林、サンふじ、諏訪っ子など、沢山の種類のりんごを栽培しています。りんご狩りでは、その時期に1番いいものをいただけるということで、この日は、シナノドルチェの木に案内していただきました。
美味しいりんごの見分け方。ポイントはりんごのおしりにありました。
「ひっぱるのはダメ。もちあげるんだよ。」と堤さん。上手なもぎ方と、美味しいりんごの見分け方を教えて下さいました。ポイントはりんごのおしり♪
りんごのお尻部分が丸くて真ん中が窪み、さらに色づいていると食べ頃なのだとか。品種によっては黄色くなっているものが良い場合と赤く色づいているものが食べ頃の場合があるようですが、りんご狩りなら食べ比べもできますね！ぜひ好みの味のりんごを探してみてください。
りんご狩りの時間は無制限。秋の恵みを心ゆくまで堪能できます。
という訳で、私も早速りんごのおしりをチェックしながら品定め！とはいえ、素人目にはどのりんごも美味しそうで迷ってしまいます。
「よーし、きみに決めた！」
教えていただいた通りに逆さにする様に持ち上げると、ポリンと簡単に収穫できました！楽しい！
収穫したりんごは、受付で借りたナイフやまな板を使って、その場ですぐにいただきます。もちろん、まるかじりもOK！
広々した敷地なので、レジャーシートを持ってきて一日中のんびり過ごすのも素敵です。なんと時間は無制限なので、お腹いっぱいになるまで楽しめちゃいます。
食べきれない分は量り売り。直売所にはお値打ちな袋売りりんごも♪
採ったけれど食べきれなかったりんごは直売所にて量り売りになります。(550～600円/kg）
直売所には、りんご狩りでは食べられない品種もあるので是非チェックしてみて下さい。袋売りコーナーはお値打ちですよ☆
飛騨高山だからできる完熟りんご狩り！是非おでかけしてみてください♪
りんごはスーパーに行けば買うことができますが、りんご畑に行き、自分で選んで収穫したりんごの味は格別です！
秋の行楽シーズン、ご家族やカップルでのお出かけにおすすめの堤果樹園さんでのりんご狩り。山の景色や秋の空気とともに、癒しの時を過ごせることと思います。
【体験・施設情報】
■施設名 堤果樹園（つつみかじゅえん）
■体験できる時期 ９月～10月下旬
■料金
・大人（中学生以上）・・・880円（税込）
・子供（小学生）・・・660円（税込）
・幼児（四歳以上）・・・330円（税込）
■所要時間 無制限
■予約方法 少人数の場合は予約不要。10人以上や複数の車でお越しの方は電話での予約をおすすめしています。
■営業時間 9：00～17：00
■持ち物、服装
汚れてもいい服装と靴、帽子、タオル、着替え、飲み物、ウェットティッシュ、レジャーシート、虫除けグッズなど
（ピクニックの様な準備がおススメです。高冷地のため、羽織ものがあると安心です。）
■設備 車椅子用トイレあり。オムツ交換台、授乳室なし。
■住所 〒509-3206岐阜県高山市久々野町山梨88-16
■電話 0577-52-2766
■ホームページhttps://tsutsumikazyuen.jimdofree.com/
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飛騨地域で、地元の方も楽しめるアクティビティは他にもたくさん！次の休日は、地元で楽しんでみてはいかがでしょうか？この記事をきっかけに、新たな飛騨高山の魅力を見つけていただけると嬉しいです！
