アロマ(精油)は良い香りなだけではなく
いろいろな作用を持っています。
これまでのコラムの中でも
そのたくさんの作用をご紹介してきました。
そして、
精油の香りを嗅いでどう感じるかで
現在の心とからだの状態を知ることもできます。
今回は、
古代ギリシャ「医学の父」と言われる
ヒポクラテス(紀元前5〜4世紀)の体質診断、
精油の電子座標(芳香成分)をもとに
ざっくりとわかりやすく読み解いていきます。
まず、嗅いでみよう!
①オレンジ・スイート
②ホーウッド(ローズウッド、クロモジも可)
③レモングラス
④カモミール・ローマン
①〜④の香りを嗅いだときに
特にコレが好きとか嫌いとかがない場合、
心身の状態はおだやかに整っていて
体質にも大きな偏りがないことが多いですが、
香りの好き嫌いがある場合は、もともと
持っている体質だったりしますが、
好き嫌いが極端な場合は、心身の
バランスが崩れているかもしれません。
香りの成分から見た心とからだの傾向
①
↑オレンジ・スイート
オレンジ・スイートやレモン、ジュニパー、
フランキンセンスなどの「モノテルペン炭化水素類」
ユーカリ、ローレルなどの「酸化物類」を多く含む精油
▷良い香りに感じるとき
順応性がある、平和主義、癒し系、聞き上手、
鼻炎・アレルギー持ち、浮腫み・血行不良が気になる、
風邪気味、のどや鼻の調子が悪い、からだがだるいときなど
▶︎苦手な香りに感じるとき
怒り、支配的、自己顕示欲が強い、
熱や赤みを持つような炎症があるorあったときなど
②
↑ホーウッド
パルマローザ、ホーウッド、ゼラニウム
ティートゥリー、スイートマジョラムなど
「モノテルペンアルコール類」や、クローブ
オレガノなどの「フェノール類」を多く含む精油
▷良い香りに感じるとき
直感的、感受性が豊か、真面目で丁寧、
クリエイティブ、頭脳明晰、勉強や読書がはかどる
憂鬱な気分、孤独を感じる、
常に考えごとをしているときなど
▶︎苦手な香りに感じるとき
移り気、飽きっぽい、寂しがり、
食べすぎや飲みすぎ、不平不満が多いときなど
③
↑レモングラス
レモングラス、ユーカリ・レモン
メイチャンなどの「テルペン系アルデヒド類」
ローズマリー・カンファー,ベルベノン
などの「ケトン類」を多く含む精油
▷良い香りに感じるとき
リーダー資質がある、頼られる、芯が強い
からだを動かすことが好き・得意
筋肉痛がある、興奮しているときなど
▶︎苦手な香りに感じるとき
無気力、優柔不断、流されやすい、
肥満(浮腫、代謝が悪い)、
免疫系の疾患があるときなど
④
↑カモミール・ローマン
ラベンダー・アングスティフォリア、
プチグレン、カモミール・ローマン
などの「エステル類」を多く含む精油
▷良い香りに感じるとき
明るくポジティブ、フットワークが軽い、
女子力が高い、社交的、人気者
ストレスや肩こりがあるときなど
▶︎苦手な香りに感じるとき
心配しすぎる、鬱っぽい、ふさぎこみがち、
神経過敏、孤独を好むときなど
いかがでしたか?
基本の体質はありますが、
季節や自分の置かれている環境等によって
心とからだの状態も同じように変化します。
意外と自分自身のことは
わからないことが多いのが実状です。
まずは「知ること」から。
香りを嗅ぐことで
今現在の自分自身の状態を知り、
健やかな暮らしにつなげていきましょう。
今回は、香りからざっくりと
心とからだの状態を読み解きました。
次回は、好きな香り・嫌いな香りから分かる
効果的なセルフケアをご紹介していきます。
お楽しみに!
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