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【鼻水・鼻づまり】長引く鼻風邪!その原因と対処法!

Q:よく鼻水が出たり鼻づまりになりますが、病院に行った方が良いですか?

A:鼻水の性状と、鼻水以外の症状を見て受診のタイミングを考えます。
高熱があったり、呼吸が苦しいようなら早めに受診します。

実は我が家の長男は2歳ごろ、少し体調が悪くなるとすぐ中耳炎をおこしました。鼻水が出始めると今回は小児科?耳鼻科?と、かかりつけ医が2か所あったような状況です。耳鼻科には数年間お世話になりました。

鼻は鼻腔から副鼻腔へ、耳のほうには中耳、内耳へと、のどのほうには咽頭、喉頭へとつながる入口です。夜間いびきがひどかったり、睡眠時に呼吸が停止するときは扁桃肥大(アデノイド)かもしれません。
耳を気にしたり痛がったりするときは中耳炎、頭痛や鼻に異臭があるときは副鼻腔炎(ちくのう症)かもしれません。
特定の時期に発症したり目をかゆがるようなことがあれば、近年低年齢化しているといわれる花粉症などのアレルギー症状かもしれません。

鼻水や鼻づまりだけだから大丈夫。というのではなく、別の慢性的な病気が隠れているかもしれないと考えて観察をし、症状が長引くようなら受診してみましょう。

そもそも鼻水って何だろう?

鼻水は、鼻腔内に侵入した異物(細菌やウイルス、ほこりなど)を体の外に出そうとする防御反応です。正常な時でも1日に1リットル以上の鼻水が出ているのです!

鼻の中は常に潤って、肺に入る空気中の異物を取り除きながら湿度を与えています。つまり鼻は加湿器兼空気清浄機というわけです。鼻がつまって口呼吸となると、乾燥したウイルスや細菌の混ざった空気が、直接気管から肺へと流れ込んでしまうのでよくありません。

細菌やウイルスの死骸をたくさん含んだ鼻水は白や黄色に変化して、粘く濃くなってきます。つまり

色の悪い鼻水が出るときは何かしらの感染症を疑う必要があります。

夜中の咳の原因が鼻から喉の奥に流れ込む鼻水(後鼻漏)が原因ということもよくあります。

症状を悪化させないケア方法は?

鼻の奥に溜まった鼻水はさらに炎症を悪化させたり、鼻からつながる副鼻腔や内耳、中耳、喉頭や咽頭に慢性的な炎症を引き起こすこともあります。とにかく鼻水をすみやかに体の外に出してあげることが大切です。  
自分で鼻がかめない時期は、親がこまめにとってあげるしかありません。

まず鼻水を出しやすくするために鼻粘膜を潤します。部屋を加湿したり、温かい飲み物を摂らせます。お風呂の湯気も効果的です。
薬局に行くといろいろなタイプの鼻水吸引機や鼻洗浄器が売られていますので、それらを活用するのもいいでしょう。耳鼻科では鼻洗浄の方法も指導してもらえるはずです。

ティッシュをかまえて「お鼻、ふんってしてみて」と声掛けると「オ・ハ・ナ・フンッ」って笑顔でお返事・・・病児保育室でもよくある、微笑ましい光景です。子どもにとって意識して鼻から息を出すというのはとても難しいようです。
鼻かみが上手にできるようになるのは早くても2歳ごろ。1人で上手にできるのは5歳くらいでしょうか。鼻をすする癖がついてしまうとなかなか治りません。鼻水が出たら拭き取ったり鼻をかむんだよ、ということをたとえ上手くできなくても、小さいうちから教えてあげるといいですね。

鼻水がない元気な時に、片方の鼻にふんわり丸めたティッシュをつめ、フンッと飛ばすという遊びをしておくと鼻を片方ずつ優しくかむ練習になるのでやってみてください。
(※ティッシュを奥に詰めたりしないよう注意してください)

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usuda yoko
臼田 陽子(うすだ ようこ) 病児保育室勤務 看護師・病児保育専門士(一般社団法人 全国病児保育協議会認定資格) 岡山県出身。結婚を機に始まった飛騨の地での育児は戸惑いと葛藤と…でもそれ以上の感動と!そんな経験を活かしてママたちに寄り添いたいと思っています。 木のおもちゃ好きが高じ、おもちゃコンサルタント(認定NPO法人芸術と遊び創造協会認定資格)を取得。現在おもちゃを介した心の栄養士となるべく修行中!