キャリアコンサルタントの【杏子さん✖️Hidamommy】のコラボ連載が始まります!
ご自身も小さなお子さんを持つ杏子さん。
ママになった後のキャリアとは、そして自分らしく暮らすとは。


まずは、【キャリアカウンセリング】ってどんなことをするの?どんな話をするの?
そんな疑問にお答えするべく、ママたちのご相談を紹介していきます。

あなたも一緒に【自分発見】してみませんか?


Vol・1「家族を大切に、でもバリバリ働く友人にも憧れる。でも私に叶えられるの?」




「自分がこれからどうするのがいいのか、教えてください!」



「キャリアコンサルティング=自分に合った働き方を一緒に考え提案する仕事。」そう思っている方も多いはず。もちろんそのお手伝いもします!でもですね、今日も最初に相談者のyoccoさんにお話ししたのは、「働くことが全部じゃなくって、yoccoさんがこれから先どう過ごすのが心地よいか、それを自分でみつけるヒント探し、気づく時間を一緒に過ごすのが仕事なんです★」そう言いました。キャリアって、働くことだけじゃなく、人生全部のことを指すものだと思うから♪

とっても人との時間を大切にする、優しくて頭の回転が早い方なんだろうな~って最初から惚れ惚れする笑顔のyoccoさん。今考えていること、悩んでいることを少しづつ質問。一つ一つ丁寧に一生懸命答えてくれ、その表情や語りからは、家族をとても大切に思っていること、でも働いた経験や資格も活かして働きたい!でも、ブランクもあり子供もいて今から自分にできるのか自信がない、、、いろいろな葛藤が見えてきました。



「バリバリ働くって?家庭を大事にするって?」



「すみません自分の話ばっかりして・・」と少し涙ぐんだ様子のyoccoさん。

全然良いのです!むしろ、そこから少しずつひとかけらでも、自分みつけのヒントやキーワードをつなぎ合わせていくことが大切だと私は思います。


そして、お話の中から見える「しっかり家族のこと、子供を見ててあげたい」「自分で選んだ高山の暮らしを楽しんでいきたい」「これから先、家業で何か自分も貢献したい」というすごく前向きな意志。それとは裏腹に、「前は高山に住むのも、家業の社長の妻と思われるところからも逃げ出したかったし、実際一度辞めているし・・」「いつも何をやっても中途半端なところがあって、家族と仕事がまたそうなるんじゃないか・・」という過去の経験や未来への想像からくる漠然とした不安がとても大きいことが伝わりました。

私は「yoccoさんにとっての、バリバリ働くイメージってどんな感じですか?例えばどんな人?」と聞きました。驚いた顔をしたあと、そんなこと考えたこと無かったな、と言いながらゆっくりと考え、「もちろん毎日やりがいのある仕事を遅くまでこなしたり出張へ行ったりメディアにでたり、そういう人にも憧れます。でも、一番は・・・自分の仕事に誇りを持って働いている人、かな。」


「じゃあ、家庭を疎かにするかも・・・と言ってましたが、yoccoさんの思う、家族を大切にするってどういうことですか?」家族の話になると、途端に表情も緩み、「毎日、簡単でもいいから手作りの食事で一緒に食事を取りたいし、土日や夜は遊んだり宿題を見たり、子供と触れ合いしっかりと見ていてあげたいなって」



「なりたい私になる!必要なのは、自信か覚悟かはたまた運か?」



そうなんです!今の時代って外で目立つ人や要職にある人が「女性活躍の象徴」のように言われたり、土地柄や嫁ぎ先の考え一つで自分が家庭を守らなければ、でもこれで十分なのかな、と社会の選択肢が増えたからこそ必要以上に不安に感じる要素が多いと思うんです。


不安が不安を増長させ、自分のやってきたこと、やりたいこと、どうありたいか、に目を向ける機会が、特に子育て中のママやこれから仕事に復帰する女性は少ないように感じます。


yoccoさんが毎日当たり前だと思ってこなしている家事やお子さんとの時間の取り方、その合間を縫ってでも今後に役立てようと様々な資格の勉強などをしてきたこと、それは誰にでもできることじゃなく、強みでありここまでの努力や知識として蓄積されているはず。

「お仕事に復帰する前に、いまできることを一つずつ考えてみませんか?」と、一緒にyoccoさんのアクションプランを考えてみることにしました。

①復職にあたっての不安要素を書き出して細分化してみる!
(今、何を仕事で求められているのか?お子さんが新しい環境になじむまで時間の余裕を持てるか?など)

②社長であり大切なパートナーである旦那さんに伝えて、相談してみる。
(子供がいる現在と過去の状況の仕事の違いや、お互い気持ちよく暮らすポイントなど)


メモを取りながら今できることを探そうとするyoccoさん。その姿からは、今は様々な不安の中で身動きを取れない状況になりながらも、必死で前向きに次に進む強い意志を感じました。

私がキャリアコンサルタントとしてお伝えしたいのは、
「できること、できないこと、ちょっと頑張ればできること、色んな種類がある」こと。それがごちゃまぜになるとどこから手をつけていいかわからずとにかく不安になってしまいますよね。整理してみるだけも頭が整理されます。

そして「不安、という大きな黒い霧も、何が不安なのか一つ一つ引っ張り出せば必ず光の通り道ができる」こと。


自分で解決できるもの、人に頼れば助けてもらえること、それがわかれば少し安心しませんか?もしかしたら、「いま考えても仕方ない!これはなるようにしかならないこと」っていうのも意外と多いのかもしれません。


こんなことを話している私も、ずっと不安に思ってつらかったことが、意外と主人にとっては「そんなこと?」だったり、「あれ、これ全部一気にやらなくてもちょっとずつなら今までもできてきたじゃん」ってことが思ったより多かったり、日々黒い霧との格闘中です(笑)


今回面談させていただいたyoccoさんは、真面目で優しくて家族の、そして周りの人の役に立つための努力や行動を惜しまない方だとすごく感じました。そのとってもとっても素敵な優しさが、お子さんの入学入園などの節目や、復職予定という様々な環境の変化で、自信の無さや不安を一人で抱えこんでしまうことに繋がってしまっていることもあるのかもしれません。でも大丈夫。一瞬で人を和ませ何でも真剣に考え向き合うyoccoさんなら、小さな山も、大きな山も、周りの協力を得ながら必ず超えていける、そう思います★



<面談終了後、yoccoさんの感想など>

何かを教えてもらうつもりできたら、いつのまにか自分のことをたくさん話していて「誇りを持って仕事をする」ことが自分にとって大事なんだとこれまで無意識に思っていたことが明確になったり、自分の中の矛盾点もたくさん発見できたりと、自分の考えを言葉に出すことの大事さを感じました。


娘の入園が見えてきた頃から、その後自分が何をしたいのか1年くらい自分の中だけでくすぶっていたものを一気に放出できた感覚がありました。ここ数年は人と話すと言えば子どもの話題ばかりで、自分の話なんて全くしてこなかったけど、私自身に興味を持って耳を傾けて一緒に考えてくれた嬉しさ、話せたすっきり感、同調してくれたことに自然と泣けてきてしまいました。

『コンサル = 課題がいくつも出てそれに追われる』というイメージが覆りました!!