【姉妹サイト】飛騨の家づくり情報サイト「アノイナ、ハウジング」オープン!

ママの生き方・キャリアを考える。らしく暮らすとは?③

前回まではこちらをクリック!

Vol・1 家族を大切に、でもバリバリ働く友人にも憧れる。でも私に叶えられるの?

Vol・2 なんとかこなしているけれど、心にも時間にも余裕が持てなくて・・


大事に思うからこそ迷う。でも踏み出した時に沸いた自信と感謝。

優しいから迷う。大事だからこそ無責任にしたくない思い。


「杏子さんですか?」と振り向くととっても柔らかい雰囲気(私には全くない!。笑)で笑顔が素敵なともみさん。初対面でも一瞬で優しく温かい人柄が伝わってきました。

お話をきくと同学年!親近感も沸き、早速いまの生活の様子や考えることを伺いました。

高山出身でお子さんは面談時7か月の女の子、りなちゃん。旦那さんは救命士で、2~3日休みなく働き丸1日休みというような不定期で過酷な場合も多いとのこと。

出産で退職するまでは整骨院の受付事務をしており、産後はいろいろなご縁からお子さん連れにも理解のあるヒダマミーさんの事務のアルバイトをしている最中。

「これからの家族の生活を考えると、自分も少し落ち着いたら定職について家計を支えるというのは決めています。でも、そのタイミングがいつなのか、決め手がわからなくて・・・。
今お世話になっているヒダマミーさんから、事務だけでなく企画のほうにも携わって欲しいとありがたい申し出もいただいていて、収入もいまより上がりますし、楽しそうだなって思うんです。でも、いろいろな不安もあって、まだしっかりとした返事をできていないんです。
すみません、こんなふわっとした話なんかでいいんですか?」

と、ご自身のことをお話されるたびに何だか申し訳なさそうなともみさん。結論がイエスかノーか、期日や優先順位が決まっている悩みって、特に子育てや家庭と仕事のバランスには無いと思うんです。だって、それぞれの家庭の形はすべて違う、お子さんも違う、時期にもよる、ふわっとした悩み、それを明確にすればいいじゃん!って思う方もいるかと思いますが、そんな簡単なことじゃないんです。大切なものが多ければ多いほど、大事に思うほどより決められないですよね。

「ヒダマミーさんがぜひともみさんに加わってもらいたいって気持ち、この短時間でもわかります!(^^)!それで、ともみさんがひっかかっているいろいろな不安っていうと?」

「やりがいもありそうで素敵な方たちとの仕事のお話を諦めたくないとは思うんですが、責任も増える分、子どものことで中途半端になってしまったりするのも失礼だし・・。それに、私自身がそうだったからかもしれませんが、3歳までは娘との時間を優先して一緒にいたいという気持ちもあり、、預けて働く割合が増えていくというのも躊躇してます。主人も大変な仕事をしているので、休みの日はゆっくり身体を休めて欲しいと思いますし子どもを預けきるのも少し負担が大きいかなと・・。」

旦那さんへの気遣い、娘さんの成長を見ていたい親心、仕事や仲間への責任感。
どれもとても大切に想うともみさんらしい悩みであり、素敵だと思いました。


一歩一歩、今できることからはじめてみませんか?


大事なものが多い人ほど、一気に決心を下すのは怖いですよね。

でも、踏み出さずにこのまま時間を過ごすことも、そしてともみさんの持っているエネルギーや才能を活かせないことももったいない。
「ほんの少しずつ進める方法はないか」一緒に探してみることにしました。

面談した日は5月13日。まだ5月も半ば。5月~6月にかけてのスモールアクションを第1ステップから書き出すことに★


1 ファーストステップ!
いま進められている仕事の内容をもっと詳しくヒダマミーさんに聞いてみる。
(企画といっても具体的な仕事内容&別のメンバーとのスケジュール調整は?)
子どもが急に何かあったとき、相手のある仕事だと不安、だからこそ仕事内容や融通をしっかり確認することが大事!
「念のため、旦那さんも仕事で見られなくて、お子さんの体調不良や連れていけない場合の預け先を高山近辺で探して値段なども見ておくとどうですか?」と聞いてみたところ、「あ!そういうのもあるんですね!今まで考えたことなかったけど、知っとくだけでも少し安心するかもしれまないです♪」情報は、持っておくだけでも心の安心ですよね。


2 セカンドステップ!
よし!仕事内容を確認しやってみたい!となった場合に、子供を1日預けたときの「旦那さんの疲れ具合はどうか?」「自分の気持ちは落ち着いてできているか?」「子供の様子はどうか?」を試しにまずは1日から、そして2~3日やってみる★
だめならやめればいい!少し楽な気持ちでチャレンジできるステップがあるはず!


3 サードステップ
ここでは場合分けをしながら考えました♪


●もし、セカンドステップでNO!の場合
→やはり休日に旦那さんに預けっぱなしは疲労度も自分の気持ちも納得がいかない。。子供も不安定そうだ。。。その場合は、開始時期をもっと遅くするつもりで現状維持。

●お!思ってたよりいい感じでYES!の場合
→企画の仕事を新しく始め、仕事の量ややりがいUPを目指し、収入もUPするはず!
そして、YESの調子が良く続いている場合なにができそう?
「家族だけではなくほかの環境に慣れていくためにも一時託児もいけるかも・・・?」


このように段階別に考え計画を立てる。でも計画通りにいかないこともある、その場合はどうするか、それらを整理してみることで一気にチャレンジするよりも気持ちが軽く♪

「わー!まだやってないけど、少しだけやれる気がしてきました!」そう言ったともみさんの表情が本当に本当にキラキラしていて、私もとっても嬉しくなりました。


早速チャレンジ開始!案ずるより産むが安し♪


面談の翌日、ヒダマミーさんから「ともみさんから仕事のことで相談がって連絡きたよー!みんな、ちょっとずつ変わっているのがびっくり!」と連絡をもらい、計画を練るだけではなく早速行動に移したともみさんを本当に尊敬!やっぱりすごい人だ!(^^)!

その後、ともみさんからも5月24日、嬉しいラインが☆彡(引用させてもらいました)


『おはようございます!こないだはありがとうございました。その後のご報告を…。
あれから第1ステップ【仕事について相談】を実行しました!

* 事務の仕事は今まで通り。
* 企画も月に10本ほど。(最初は5本から)

企業の企画だと子供を預けて行かないといけないので、私はなるべく子供も連れて行く企画(ママが気になること)を中心にやることになりました★ということは、

第2ステップの旦那の疲れ度は軽減されるかと。笑あとは、私の疲れ度はどうなるか。。。
↑慣れるまでは、てんてこ舞い状態かもしれませんが慣れたら楽しんでできる予感です!
理想は、子供も見ながら仕事ができる。そんな環境が理想で、旦那にもあまり負担をかけたくなかったので、在宅でも出来ること、そして子供も一緒に行って出来ることを実現できる。それを受け入れてくれたヒダマミー に感謝です!

そして、フワッと考え、でもモヤモヤして「どうしたらいいんかなー。」と漠然に悩んで解決策が見つからないまま過ごしてた私を、きょうこさんに話をきいていただき、一緒に考えながら紙に書き出して具体的にしたことで、漠然的だったことがどう行動に出せばいいかハッキリ分かるようになりました!それで、今いい方向に行けたので、これも全てきょうこさんのおかげです。ありがとうございました!

第3ステップはどうなるか分かりませんが、ひとまず私なりのペースで頑張りたいと思います(#^.^#) 』


とのこと!嬉しくて、思わず泣きそうになりました(笑)
最初にお会いした時の柔らかい雰囲気にプラスして、文面からもわかる力強くエネルギッシュな姿が浮かび、私には明るい未来しか見えませんでした♪(単純ですが。笑)

キャリアコンサルタントとして私がしたことなど、不慣れながらお話をきいて「なにが大事でどうしていきたいか」をわからないながら一緒に模索させてもらっただけ。
でも、それをヒントに行動しだしたともみさんには、もともとそれを遥かに超えるポテンシャルがあったということ。

そしてそれは、ともみさんだけではなく、子育てママや女性すべてがきっと持つもの。
そのことに気づかせてもらえる機会をくれたともみさんに、こちらこそありがとうです♪


<面談終了後、ともみさん感想>

・迷っているところの話をきいてもらうだけですごくよかった。
・記載して、場合分けなどもでき具体的に出すことによって見えてくるものがあった。
・とにかくもやっとした気持ちがすっきりした!
・次のステップとして先を考えられ、前向きになれると感じた。
・書き方なども相手に合わせて変更してくれ、進めていてやりやすかった。

Hidamommy公式LINEを登録して、飛騨の育児情報をGET!

飛騨の地元情報メディア「アノイナ、ニュース」(姉妹サイト)

飛騨の家づくり情報サイト「アノイナ、ハウジング」プレオープン

ABOUT US
盤所 杏子
≪キャリアコンサルタント≫ 1988年2月8日生まれ 千葉県船橋市出身、小学3年生で、北海道へ移住。 筑波大学体育専門学群→楽天(株)→体調を崩し職を転々→(株)リクルートジョブズで求人広告の内勤営業兼編集! 結婚のため、仕事をやめ2015年3月に飛騨市河合町に移住。 2016年7月に第1子誕生。 2018年1月に個人事業主「myu-kikaku」として起業し、木の商品開発やイベント企画をてがける。 またキャリア教育コーディネーターとして吉城高校の教育に関り、2019年4月10日に(株)Edoの取締役副代表となる。