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国語のできる子にするにはどうしたらいいでしょう?

「国語ができる子にするには?」
という質問や
「国語で良い点を取るためには?」
という質問をたくさん受けてきました。

結論から言えば、
「いかに本を読むか」
だと思っています。

まず、本好きになる「入口」を作ってあげましょう。
図書館に行って色々な本に触れるのは
とっても大切。
「この本がいいんじゃない?」
とおススメしてしまいがちですが
まずは子どもが興味を持った本を借りてあげましょう。

アニメの本でも、虫の本でも、
なんでもいいんです。

「本って、いろいろあるんだなあ」
「この本はおはなし(物語)の本かあ」
「この本はたくさん虫がのってるぞ!」

そうやって、子どもは本から世界を広げていきます。
そして、その本について親子で会話をしましょう。

会話することで、子どもはその本の価値を
再認識します。
お母さんが本を借りるのも大事ですよ。
子どもは大人のすることに興味津々。
まねっこして、「本を借りるってかっこいい」と思うのです。

好きな本は何度でも借りてあげましょう。
最終的には買ってあげるのもおすすめです。
暗記してしまう位に読み込む本があるのは
とってもいいこと。
東大合格者の多くが同じ参考書を
ボロボロになるまで読み込んでいた、
なんてデータもあるそうですが、
子どもは暗記したことを褒められて、また本好きになります。

年齢や時期によって、その子の興味関心は変わります。
その時にぴったりくる本を選ぶお手伝いをして
どんどん世界を広げてあげると
「読む力」がついていくんです。

そうそう、本の感想を言い合う時に、
「すごかった」「おもしろかった」をNGワードにするのもおすすめ。
これは小学校低学年くらいからがいいですよ。

「すごかった」「おもしろかった」
の一言で終わらせないように感想を言うには、
自分の思いを伝えるのにぴったりな
言葉を知っていて、選べなくてはなりませんよね。
実はとっても国語力がつきます。
ちょっとしたゲーム感覚でやってみてください。
案外大人も使ってしまうのですよ、「すごい」って。

間違っても「面白すぎてヤバかった」
とか言わないでくださいね!笑

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ABOUT US
RIKA
中学校国語科の教諭を13年勤めた後、結婚を機に退職。
2015年に出産してからは、昔からやっていた「ものづくり」の道へ。
2017年には、長年縫製の仕事をしてきた母と2人で「Couture HIDA(クチュール飛騨)」を立ち上げました。
ベビーサイズからお兄さんお姉さんサイズまで
「ちょっとおしゃれな日常着」「親子コーデできるとっておき服」「特別な日のキッズフォーマル」
を主に製作しています。