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「頑張ってるね~」のひと言に泣いた日。

子育てなんて楽しくない。
子どもを可愛いと思えない私は母親として失格だと思っていた。
まわりがうらやましくて仕方なかったあの頃。
涙で枕を濡らした日々。
当時を振り返って書いていきます。

長女3歳、次女1歳のころかな。
あの時はまだ保育園預けていなくて。
家にいるとイライラしちゃうから家のことそっちのけで
よく児童センターや公園に出かけていた。

ある日2人を連れて公園で遊んでいたとき、先輩ママさんが声をかけてくれた。

「2人とも家で見てるんだ~。
頑張ってるね~!
私には無理(笑)」

そんな何気ない世間話。
飾らない笑顔であっけらかんと話すその人。
今では顔も思い出せない、その時初めて会っただけの人。

でもその人のその一言に思わず泣いた。

「頑張ってるね~!」
たったそれだけ。でもその時の私にはその言葉だけで十分だった。
ピンっと張ってた糸がプチンっと切れるように。
涙があふれてきた。
2人とも家で見るってそんなの当たり前じゃんって思う人もいるだろうけど。
あの時の私は本当にいっぱいいっぱいだった。

あの頃はよく外でおばちゃんたちに
「かわいいでしょ?今が一番いいときやな~」なんて言われて。
「ええ、そうですね~」なんて返してたけど。

内心は
「かわいい!?」
「今が一番いいとき??」
「んなわけないだろ~!!!!!」って叫んでた。

育児が楽しいなんてちっとも思えなかったから。
毎日戦ってたな。イライラする自分と。

子どもに怒鳴り、虐待寸前か?って思うことも何度もあったし。
子どもをかわいいと思えない自分は母親失格。
私はきっと母性が人より少ないんだって悩んでた。

本音を語るようなママ友もいなくて
実家は近いからよく遊びには行ってたけど助けてとか言いたくなくて。
旦那さんにも上手く伝えることが出来なくて。
全部自分で抱え込んでた。

旦那さんに対しては言わなくても「気づいてよ!!」って
めちゃくちゃ不機嫌オーラ出してた。
だから家の雰囲気は最悪。

どうにかしなきゃいけないし
子どもによくないのはわかってたけど
もう自分の感情を止めることはできなくて。

ほんとにもう無理!!!!
ってなんど放り出して逃げ出したかったか。

だからさ。
今街中で年子とか2歳差の子どもを連れているママさんを見ると
「毎日頑張ってるね~!!ほんとすごいことやってるよ!!」って
抱きしめてヨシヨシしてあげたい衝動に駆られる(笑)

そう。
当時の私もきっとそれがして欲しかったんだろうね。
「あなたは十分頑張ってるよ。」
「子育てってほんとーっっに大変だよね。」
「子どもが可愛く思えなくてもおかしくないよ。」
「誰がなんと言おうとあなたはすごいことしてるんだよ!」
ってね。

子どもにイライラをぶつけちゃうママさん。
あなただけじゃないよ。
あなたよりひどかった私がここにいる。

子どもにイライラをぶつけることはやっぱりしちゃいけない。

私はあの数年を本当に後悔してる。
できることならやり直したいって本気で思う。

だけどしてしまったことはもう変えられない。
変えられるのは「いま」だけ。

子どものためって思うと
「我慢しなきゃ」になっちゃうから。
自分のために
まずは頑張ってる自分を自分で認めてあげて。

あなたは十分頑張ってるよ!

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Megumi Higashi
創業60年の箸製造会社に嫁ぎ12年。 三代目女将としてネットショップ「箸や慶七郎」や広報、事務を担当。 去年1月に4人目を出産。(上の子たちは小6と小4の娘と小1の息子) 2歳差育児に悩み苦しみ、パートナーのうつ病を経験。自分を変えるべく心理学、人材育成、瞑想、薬膳などを学んでいく中で自分の在り方を見つける。 今は家族を支えることに夢中でにぎやかな日々の暮らしを楽しんでいる。 私の経験が誰かの力になると信じて書かせてもらいます。 飛騨のママとパパ、子どもたちの笑顔と幸せがどんどん増えることを願って。