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夏休みの宿題が終わっていない!

夏休みもあと少し!
でもうちの子、宿題がまだ全然終わっていない!!
なのにのんびりしてるし・・・

と、やきもきしているママもきっといらっしゃることでしょう。

そんな時、アドラー心理学のエッセンスが
参考になるかもしれません。

ママの在り方と
ちょっとしたテクニック
お伝えします♡


まずは誰の課題かを考える


夏休みの宿題は、誰の課題でしょう。
最終的にその責任を負うのは誰でしょう?



そう、お子さんですね。

夏休みの宿題は、基本的には出す学校と
やる子供との課題になるかなーと思います。

とはいえ、お家でも声かけしてくださいねーなんて
言われることもありますので
親は協力し、サポートする立場と考えてみましょう。


子供の課題はいいとして、どうすれば?


ここ、誤解されやすいのですが。課題を分けるのは
全部あなたの責任でしょ?自分でやりなさい!というのではなく
もつれた糸をほぐして、相手のことを尊重し
お互いに協力に向かうためです。

「宿題をすすめる上で、何か困ったことがあったらいってねー。協力できることはある?」
「〇〇と〇〇は協力できるよ。して欲しかったら言ってねー」

というスタンスです。


これやってー!と頼ってきたら?


自分でやれること(宿題そのものとか・笑)は
「きっと、自分でできると思うよ。やってごらん」
「そっかー。教えて欲しいところはある?」

と伝えることで
「あなたには、自分で解決する能力があること、知ってるよ」
ということを表現してみましょう。

「わからないから教えてー!」など、手伝ってもいいな、と思うことなら
依頼があった時には、ぜひ協力してあげてください。


できない!と荒れちゃうんです・・・


私はこれが一番苦手でした。(あ、今も!)
そんな時は、そっと落ち着くまで見守ることを心がけています。
当たられる時は、仕事したり、家事をしたり
とにかく相手役にならないこと。
相手役がいると、火に油を注ぐようにエスカレートします。
ビュービュー吹く風の中、そっと船の帆を下ろす、そんなイメージ。
子供が、自分で自分のご機嫌を直す練習だな、そう思ってみてください。


言っても、全然やらないんです・・・


宿題をやらなかった、最終的な結末の責任を負うのは誰ですか?
そう、先ほどと同じですね。子供です。
子供に結末を体験してもらいましょう。

自分でどうするか決める。その結末を体験する。
そのあとどうするか考える。責任を負う。
これって、今後生きていく上で大切なこと。

モヤモヤするかもですが、結末を体験して
責任を負う練習をするチャンスと考えてみるのもおすすめです。


宿題やらないなんて、ダメに決まっている!


そうですよね。もちろん、学校と約束してきた宿題は
やって欲しいですよね。きちんとやらなくてはいけないことはやらなくちゃ。

そんな時におすすめなのが
「あるところを見る」

「前半頑張ってたもんね。ラストスパートだね!」
「苦手な漢字、頑張ってるね」
「自分で決めて、取り組んでるね」

ちょっとでもやっているときに(ある時に)
さっと声かけしてみてください。
コツは、大げさに褒めたりするのではなく
事実をさらっということ。

やりなさいと言われたことをやるのも大切ですが
自分で決めたことを実行し(宿題が終わらない)
結末を経験し(大変な目にあった、居残りすることになった)
責任を負う練習をしていく(次はどうするか考える)
これもきっと大切なこと。

そして次はどうしようか、困難を克服しようとするときに
「勇気」が必要になるとアドラー心理学では考えます。

そんな勇気が湧いてくる、勇気づけには
コツコツと「あるところを見る」がとっても役に立ちます。


じゃぁ親はどうすればいいの?


ここで1つ、ちょっと厳しいこと言っちゃいますね。言っちゃいますよ。
「子供が宿題をしないので、イライラ(心配)する」は誰の課題ですか?



そう、親の課題なんです。

そのイライラ(心配)は、自分の感情。(きっかけは子供であれ)
自分の感情の結末は自分に責任があります。
誰かに解消してもらおうとせずに
自分のご機嫌は自分でとっちゃいましょう!

・お気に入りのコーヒを飲む
・お風呂にゆっくり入る
・大好きなドラマをみる

何でもいいです。
自分のご機嫌を自分で直して
喜ばせてあげてください。

あともう1つ大事なこと。
ママ自身の「あるところを見る」自分のあるところを見つけてあげる。
これを実践すると、あら不思議。子供の「あるところ」もさらに見つけやすくなりますよ♡

そして、子供が結末の責任を自分なりに取ろうとしている時は
ぜひ応援してあげてください。
大人が思うように、同じように責任をとることは難しいかもしれませんし
サポートが必要になることもあるでしょう。

きっとできるよ、大丈夫!
自分なりに一生懸命やっているね!

そんな気持ちで見守ってあげてくださいね。

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ABOUT US
ナカニワ sato yoko
心理カウンセラー(アドラー) 家族療法カウンセラー エルム勇気づけリーダー コラムではママから寄せられた悩み相談を「アドラー心理学」を通してアドバイス! 夫が帰宅すると、泣き疲れて眠ってしまった子どもの横で、ひどく怒ったことに後悔して、しくしくと泣いている私がいる・・・娘が2歳から5歳ごろは、子どもとの生活につまづき、迷っている毎日でした。そんな時、アドラー心理学と出会いました。思いきって学んでみたところすっかりアドラー心理学のものの見かた・考え方に夢中になり、子どもへの接し方、そして自分自身も大きく変わりました。小学生になった今でも、もちろんいろいろありますが(笑)子どものことを、心から信頼し、尊敬するようになりました。同じように子育てに迷っているママや、自分自身と向き合ってみたい方にアドラー心理学、勇気づけをお届けしたい!と思い活動をしています。